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前向きに頑張って生きる本当に正しいの?

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「自分の人生なんとかしたい!」と思ってる人が一度はたどり着いてしまう「前向きに目標を持って頑張れば成功できる!」という答えを最近「コレ実は正しくないんでは…?」と思っています。

実は僕も、これを信じて3年位…
それこそ睡眠時間3時間とかでパキパキになってやってみたんですけど、結果病気になって終了でした(笑)
こんな事を言うと成功者さんからは「頑張り方が悪い」「目標の設定の仕方が悪い」「目標達成に必要な環境が作れてない自分が悪い」というありがたいアドバイスを貰ったりして、その度にもう一度頑張ろう!目標を設定しよう!と思うわけですが、一度折れてると中々出来ません。
目標すら設定できない自分を嫌悪し、どんどん進んでいく周りを見て絶望するという負のスパイラルにハマって今年で3年、ふっと疑問が浮かんできました。
「そもそも前向きに目標を設定するメリットってなんだっけ?」
これ結構答えられない人いると思うんですよね。
会社やプロジェクトで目標を設定するメリットはあります。プロジェクトの達成率と目標を照らし合わせてPDCA回して改善スピードあげるとか、多数の人間が参加するから全員で同じ目標を共有しといたら全員で同じ方向に進める、目標が明確なら誰かがへたってもカバーしあえるとか色々。
でもこれ個人で設定した場合になんかメリットあります?細かい目標を設定しとくと段階的に進んでいけてる気がする、最初に目標を設定しておけば進めてる途中でブレておかしい方向にいかない、とかそんなんはありますけど、やってみたらわかりますが、圧倒的に達成できなかった時のデメリットのが大きいんです。

頑張って組んだスケジュールのどっかで遅れて、それをどっかでカバーしなきゃいけないと焦ってしまったり、予定してたブログのPVに今月も全く届かなかったどうしようと凹んだりって、メンタル的にキツイんですホント。だったらいっそ前向きでいようとしないで、目標も設定しない方がよっぽど健全だと思うわけです。

それじゃ今までと何も変わらなくてダメじゃん!!!

と前向きに頑張ろうとしてた人は思うかもしれませんけど、前向きに目標を設定するより明確なメリットがある方法を思いつきました。

「イマ」と「ココ」しか見ない

これのメリットは3つあります

1.後先を考えずに行動できて、やらないで後悔する事が減る

振り返ってみるとやってしまった後悔よりやらなかった事への後悔の方が圧倒的に強いので、それが減るだけでも大きな大きなメリットを感じられます

2.目標達成へのプレッシャーもなく、気がついたら成長してる

目標達成期日まであと何日しかないどうしようという無駄な焦りや、目標達成できなかった自分はなんてあめなやつなんだ…という無意味な落ち込みの時間がなくなって他のことにあてれるようになります。

3.イマこの瞬間しかないと思うと、人生がちょっとだけ楽しく感じる

何十年も生きるとか、何十年も生きてきちゃったとか考えると、とてつもなく凹む時がありますが、本当にマジでイマこの瞬間しかないと本気で思うと謎に笑けてきて少しだけイマココに存在してる自分を好きになれます。このメリット大きくないですか?

 

なんで「今」と「此処」しか見ないって答えに僕がたどり着いたかと言うと、目標設定に疲れたのは勿論ですが、父が急逝した事で1秒先の未来なんて何がどうなるかわからないって思ったのも一つの理由です。

 

あと未来の逆、過去についても、思い出ってなんとなく出来事ごとに一冊の本にまとめて脳内にある本棚にしまってあるイメージがありますけど、ホントは画像一枚一枚ぐらいバラバラに置いてある情報を思い出すたびに脳内で繋げて思い出として再生してるだけらしいという話を聞いたからです。

 

これ実際かなりびっくりしまして、滅茶苦茶いい加減じゃないですか?とんでもない大きな失敗をして恥書いてトラウマだと思ってるのは自分だけで、周りはとっくに忘れていたり、結構いい思い出だよなって思っていたことも一緒に過ごした奴からしたら大したことなかったり、もう何を信じたらいいのかわからないパニックです。

 

そんなに未来も過去も曖昧なら、信じられるのは「イマ」と「ココ」しかない!という答えにたどり着いたわけです。こう考えた時にほんの少しだけ楽になりました。

 

目に見えて触れられるもの、感じられるものだけを信じて、その瞬間の感情と思考に従って生きるって決めると、変な躊躇もしなくなるので自然と能動的に行動を起こせるようになっていきます。

 

目標を持て!とか前向きに頑張れ!っていうスタンスに疲れた方は一度試してみてくれたら嬉しいです。

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